認知症病棟にて毎月実施している大カレンダー作りのご紹介です。
認知症になると起こりやすいのが見当識障害です。
見当識とは、日付や場所・人物など自分が今置かれている状況を理解する能力のことです。
疾患の影響だけでなく入院していると、今日は何日だっけ?、今の季節は?
となってきやすいので、リハビリの一環として
見当識に働きかける活動を取り入れています。
大カレンダーとは集団リハビリの際に日付の確認をするための大きいカレンダーの事です。
3月は “枝垂桜” を作ることになりました🌸
まずは下準備で事前にお花紙を割くのを手伝っていただきました。
(96歳とは思えないくらい器用でした✨)
次は棒にのりを付けて
とんかつの衣をつけるようにお花紙をつけていきます
それらをアーチ状の棒にタコの足のようにつけていきます
何個もできたパーツを
「ここですか?」と聞きながら配置していきます🌸
皆様の前で立派な枝垂桜が満開になりました🌸✨
今回から下のカレンダーもウォールポケットを利用したものに生まれ変わり
こんな形で掲示ができました✨
枝垂桜はソメイヨシノより先に咲くようで、ちょうど3月中に当院の周辺で見頃を迎えていました🌸
作成を通じて、もうそんな時期か🤔💭と思っていただいたり、作成者以外の方も見るだけで季節感を感じていただけると嬉しいです!
カレンダーには誕生日の方のお名前を記して、皆様でお祝いもしています🎂